恋の有効期限は本当に『2年』なのか。…脳科学と心理学が解き明かす、ときめきの正体。

愛の有効期限:
ときめきが消えたあとに残るもの

恋を「ときめき」や「相手に対する情熱」と定義すれば、恋は1〜2年で冷めると考えても間違いではないでしょう。

しかし、愛を「お互いを大切にし、尊重し合い、未来をともに歩むこと」と定義すれば、愛に有効期限は存在しません。

恋愛の初期は、炎のように燃え上がる感情を持った方のほうが、より積極的に関係を深められますし、お互いを大切にできます。

脳がときめきを鎮める理由

避妊ができなかった時代では、1〜2年の恋愛期間は妊娠や子供の養育に直結していました。子供を育てなければならない時期に、お互いの魅力に夢中になり肉体関係に溺れていては、体力を奪われ、神経がすり減る状態が続いてしまいます。その結果、子供の養育に集中できなくなってしまうのです。

だからこそ、1〜2年の期間が過ぎると、脳は興奮状態を鎮め、相手に対して安心感や安定感を覚えさせるように作られています。

「ときめきが消えてしまったから、恋が終わった」と捉える必要はないということです。

気持ちが冷める本当の原因とは

もちろん長年付き合っていれば、ホルモンの作用による有効期限の問題ではなく、本当に気持ちが冷めてしまい別れたくなることもあります。

倦怠期を感じたり気持ちが冷めたりするのは、有効期限が切れたからではなく、「フレーム」と「信頼感」に問題が発生したからです。

フレームが落ちてしまうと本能的な惹かれ合いが消えてしまい、信頼感が落ちてしまうと未来を描けなくなるため、だんだんと別れを考えるようになってしまいます。

こうした問題は、フレームと信頼感をしっかり整えていくことで十分に解決できますよ。